サーマックス(イノアックコーポレーション)

公開日:2024/04/24 最終更新日:2024/10/09
サーマックス(イノアックコーポレーション)

サーマックスは、断熱材に求められるすべての性能を、高い次元で実現した世界基準の建築用断熱材です。サーマックスは熱に強いイソシアヌレート構造により、高い防炎性を発揮します。この記事では、燃え広がらない安心のサーマックスの秘密や防水・断熱性能について詳しく紹介しますので、参考にしてみてください。

燃え広がらない安心!サーマックスの秘密

サーマックスは、断熱材に求められるすべての性能を高い次元で実現した、世界標準の建築用断熱材です。サーマックスは、熱に強いインシアヌレート分子構造を多様に構成することで、高い防炎性を発揮させます。インシアヌレート分子構造の量を決めるのは、インシアヌレートインデックスとよばれる指標です。

インシアヌレート分子構造とは

インシアヌレート分子構造は、インシアネート3量体とポリオールが反応することでできるウレタンの結合体です。インシアヌレートフォームが圧倒的なシャアを占めている欧米製品のインデックスは250から300ですが、サーマックスは世界に先駆けておりインデックス450を実現しました。

これにより、非着火性・防炎性を飛躍的に向上したのです。

世界標準の建築用断熱材

硬質ウレタンフォームは、断熱用として1940年代に誕生しました。誕生以来、建築材料として広く採用され続けています。1970年代になり、耐熱性や防火性を高めるために開発されたのが、インシアヌレートフォームです。

欧米では、従来の硬質ウレタンフォームボードに替えて、ほぼ100%のシェアをもつ世界標準の断熱材料として広く認められています。イノアックは独自の研究開発を重ね、より高性能な断熱ボードであるサーマックスの開発に成功しました。

サーマックスの防水・断熱性能

サーマックスは、断熱材に求められるすべての性能を、高い次元で実現した新世代の断熱材です。サーマックスの性能について、詳しく見ていきましょう。

燃え広がらない

硬質ウレタンフォームは、炎によって分解しやすいため、可燃性ガスが発生しよく燃えます。しかし、サーマックス独自のポリイソシアヌレートフォームは、炎に接することですぐに炭化が始まります。よって、炎の拡大や延焼を防ぎ、可燃性ガスの発生も最小限に抑えることが可能です。

また、酸素指数26%を達成したことにより、燃えにくい特性を示し、消防法の指定可燃物対象外になります。

高い断熱特性

熱伝導率0.020〜0.022と高い断熱性をもち、継続的に持続します。

高い吸水性

サーマックスに採用しているポリイソシアヌレートフォームは、独自の気泡構造をもつ発泡素材です。そのため、水に濡れても吸水しない耐水性の高い素材となっています。また、アルミ面材を使用しているので、防水性および耐水性をさらに強化しているのです。

高い遮熱性

裏表にアルミ免罪を一体成形したタイプでは、高い断熱性能に加え、遮断性にも優れています。高い遮断性により、日射部位下でも効果を発揮できるのです。

高断熱+安全+快適!サーマックスハウス

サーマックスが目指しているのは、安心・安全な省エネ住宅です。高断熱+安全+快適を実現させた家がサーマックスハウスです。

安心・安全な省エネ住宅

現代の日本の住宅では、冷暖房を効率よく使用し、快適に暮らせることが求められます。その熱を逃がさない断熱性や気密性を高めるための工夫も必要です。熱の損失は、壁・天井・床・窓などの開口部や断熱性や気密性が低いことが主な要因。

これらの部位の熱損失が少なければ、暖房や冷房に使うエネルギーを減らせられます。足元だけでなく部屋のすみずみまで暖かくできるでしょう。リビングだけでなく、廊下や脱衣所と温度差を少なくできるので、ヒートショックの防止にもつながります。どこにいても快適で健康によい住まいが実現するのです。

サーマックスハウスとは

快適で健康な暮らしに、さらに安全をプラスした家がサーマックスハウスです。断熱材には、燃えやすい断熱材と燃えにくい断熱材があります。一般的にもちいられているグラスウールやロックウールなどの無機材系の断熱材は燃えない断熱材として普及されています。

しかし、これらで高断熱や高気密を実現するためには、断熱層を分厚くしなくてはいけません。発砲プラスチック系の断熱材ならば、熱伝導率が低く気密性も高いため、住宅の高性能化に適した材料ですが可燃性で燃えやすいという特徴があります。サーマックスは、その両方のいいとこ取りを実現した断熱材です。

まとめ

ここまで、サーマックスの特徴を紹介しました。サーマックスは、断熱材に求められるすべての性能を、高い次元で実現した新世代の断熱材です。炎の拡大や延焼を防ぎ、可燃性ガスの発生も最小限に抑えられます。

また、水に濡れても吸水しない耐水性の高さと、遮断性にも優れていることから、日射部位下でも高い効果を発揮するのです。さらに、リビングだけでなく、廊下や脱衣所など、他の部屋との温度差を少なくできるので、ヒートショックの防止にもつながります。サーマックスならば、どこにいても快適で健康によい住まいが実現できるでしょう。

断熱材選びは、素材選びが重要

快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。

そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

サーマックス(イノアックコーポレーション)の基本情報

会社名株式会社イノアックコーポレーション
住所〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目13-4

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【ジャンル別】住宅用断熱材

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イメージ
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

引用元:https://www.pinalform.jp/

引用元:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/jneoma/index.html

引用元:https://www.isover.co.jp/

引用元:https://www.itnjapan.com/

引用元:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
商品名ECOボード(GERMAN HOUSE)デコスファイバー(デコス)パイナルフォーム(松原産業)ネオマシリーズ(旭化成建材)イゾベールシリーズ(マグ・イゾベール)ウールブレス(アイティエヌジャパン)アクアフォーム(日本アクア)
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