EMセルロースファイバー(OKUTA)

公開日:2024/07/15 最終更新日:2024/10/09
EMセルロースファイバー(OKUTA)

地球温暖化によって、世界の各地で年々暑さが厳しくなっています。快適に暮らすためにも環境を守るためにも、今後家を建てる際には快適な温度と湿度を保てるエコな断熱材を使用する必要があるでしょう。この記事では、EMセルロースファイバー特徴や魅力を、燃えにくさ、さまざまな性能、環境に与える影響などの面から詳しく解説していきます。

燃えない!黒い煙を出さない!安心の難燃断熱材

まずは、EMセルロースファイバーを燃えにくさの面から詳しくみていきましょう。

燃えにくく、黒い煙を出さない断熱材

EMセルロースファイバーは天然の木質繊維でできた断熱材ですが、非常に燃えにくく、すぐれた耐火性能をもつのが特徴です。また、万が一燃えてしまった場合に一番怖いのが有害な化学物質を含む黒い煙ですが、火災発生時、石油系断熱材からはこの黒い煙が出てしまいます。

一方、EMセルロースファイバーは木(新聞)から生まれた断熱材であるため、黒い煙が出ず、断熱材が熱で溶けることもないので安心です。

燃えにくさの秘密

では、なぜEMセルロースファイバーは燃えにくいのでしょうか。それは、EMセルロースファイバーに15~20%のホウ酸とホウ砂の混合物を添加しているからです。この処理を施すことによって、火災発生時に炎が燃え広がるのを防ぐことができます。

夏涼しく冬暖かい!快適な温度と湿度を保つ

ここからは、EMセルロースファイバーの特徴や魅力を性能面から3つ解説します。

すぐれた断熱性と吸放湿性でいつも快適な温度と湿度をキープ

1つめは、すぐれた断熱性と吸放湿性で家の中を快適な温度と湿度にキープできることです。EMセルロースファイバーには、最大の断熱材だといわれる空気がたくさん内包されています。さらに、天然の木質繊維でできているため、非常にすぐれた吸放湿性もあわせもっているのが特徴です。

この吸放湿性によって、室内の湿度が高いときには湿気を吸収し、室内が乾燥しているときには湿気を放出して湿度を調整することができます。すぐれた断熱性と吸放湿性をあわせもつことで年間を通して快適な温度と湿度が保てるので、夏は涼しく冬は暖かい家づくりができるのです。

とくに、夏の暑さは年々厳しくなる一方です。真夏の暑さをカットできることや、不快感の原因となる過度な湿度を吸収できることは、断熱材としての大きな魅力だといえるでしょう。

体にやさしい防虫対策

2つめは、体にやさしい防虫対策がとられていることです。わたしたちが長く快適に暮らしていくには、家に防虫性能があることが欠かせません。その対策として、EMセルロースファイバーに添加されているのはホウ酸です。

シロアリなどの害虫がホウ酸を含む木材を食べると死ぬため、ホウ酸は殺虫剤や殺菌剤として広く使用されています。しかし、その毒性は低く、人の体に蓄積することや残留することはほぼないと考えられているので安心です。

結露防止性能

3つめは、高い結露防止性能をもっていることです。高温多湿の日本では、カビの原因にもなる結露が大きな問題となっています。その結露のおもな原因は、施工時に細かいすきまができることだといわれています。

その点、EMセルロースファイバーは繊維状のセルロースをすきまなく充填する施工方法をとることができます。さらに、もともと高い透湿性と吸湿性をもっていることから、結露を防いでカビの発生を抑えることができるのです。

遮音・吸音性能

4つめは、すぐれた遮音・吸音性能をもつことです。EMセルロースファイバーの繊維のひとつひとつには空気が含まれています。この厚い空気層が音を吸収して伝えにくくしてくれます。

また、すきまのない高密度な充填施工によって家は密封状態になります。そのため、外からの騒音をカットして、室内の音が外に漏れるのを防ぐことができるのです。

地球に優しい!新聞生まれのエコ断熱材

最後に、環境に与える影響という視点でEMセルロースファイバーをみていきましょう。結論から述べると、EMセルロースファイバーはとても地球にやさしいエコな断熱材だといえます。

なぜなら、EMセルロースファイバーは、グラスウールなどの鉱物系繊維に比べると非常に小さな製造エネルギーで作れるからです。また、EMセルロースファイバーは新聞紙をリサイクルして作られています。紙のリサイクルは、プラスチックや金属をリサイクルするよりもずっと少ないエネルギーでできるうえに、森林伐採を防ぐことにもつながります。

さらに、EMセルロースファイバーは断熱材としての役目をおえると土に還すことができます。このようなことから、地球環境の保全につながるエコな断熱材だと考えられているのです。

まとめ

地球温暖化の影響で、日本はもちろん世界各地で年々気温が上昇しています。今後、年間を通して快適に過ごせる家を建てるには、快適な温度や湿度を保てるエコな断熱材を選ぶことが大切になっていくでしょう。

この記事では、OKUTAが取り扱うEMセルロースファイバーの特徴や魅力を、燃えにくさ、快適に暮らすためのさまざまな性能、地球環境に与える影響などの面から詳しく解説しました。高い断熱性と吸放湿性で一年を通して快適な温度と湿度がキープできることや、新聞生まれの断熱材であるために地球環境を保護できるという点は、とくにすぐれた特徴だといえるでしょう。参考にしていただければ幸いです。

断熱材選びは、素材選びが重要

快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。

そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

EMセルロースファイバー(OKUTA)の基本情報

会社名株式会社 OKUTA(オクタ) /OKUTA Family一級建築士事務所
住所〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町3-25
TEL0077-78-0123(通話料無料)※IP電話の方は 048-631-1111(北海道・沖縄の方はこちらの番号にお掛けください)

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【ジャンル別】住宅用断熱材

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イメージ
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

引用元:https://www.pinalform.jp/

引用元:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/jneoma/index.html

引用元:https://www.isover.co.jp/

引用元:https://www.itnjapan.com/

引用元:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
商品名ECOボード(GERMAN HOUSE)デコスファイバー(デコス)パイナルフォーム(松原産業)ネオマシリーズ(旭化成建材)イゾベールシリーズ(マグ・イゾベール)ウールブレス(アイティエヌジャパン)アクアフォーム(日本アクア)
特徴将来劣化する気密シートなどを使用せず、高断熱・高気密を実現新聞紙をリサイクルして作られている業界初のフルプレカットで、現場でのカット加工が不要ノンフロン発泡なので環境にやさしい資源ごみからなるリサイクルガラスが主原料あらゆる箇所に隙間なく充填することができる水を使って現場で発泡させるので人にも環境にもやさしい
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