ダンパック(加江工業)

公開日:2024/04/24 最終更新日:2024/10/09
ダンパック(加江工業)

快適な住空間を実現するための第一歩は、優れた断熱材を導入することです。断熱材は室内の温度を快適に保つ効果や防音・吸音、調湿、建物の耐久性を支える役目も兼ね添えており、住人の生活の質を底上げに欠かせない存在です。今回紹介するダンパックは、セルローズファイバーを原料とする天然由来で地球にやさしく高性能な断熱材です。

電気代ぐっとお得!冬暖かく夏涼しい快適空間

ダンパックはセルローズファイバーを原料とする断熱材です。セルローズファイバーは新聞紙などの紙製品をリサイクルしたもので、建物に住む人と環境に優しいことが海外では高く評価されています。

天然の木質繊維を使用しているため、ガラスなど無機繊維にはない自然由来のいくつもの小さな空気胞をふくんだ構造が特徴で、ファイバーの細かい一本一本の繊維が絡み合って空気の層をつくることで、断熱や防音、防火、防虫などさまざまな特徴を生み出しています。

他の断熱材と比べて製造時に排出される二酸化炭素がはるかに少ないこと、火力やフロン系ガスを一切使用していないなど、有害物質を含まないことなど、環境に配慮している商品なのです。断熱材が性能を発揮するためには、隙間のない状態を維持することが大切です。

断熱材のすき間は、施工不良や建材の収縮や傍聴、地震や地盤沈下などによる振動や圧縮、老朽化や劣化によって発生します。断熱材にすき間ができると断熱性能が低下し、建物の断熱効果が損なわれる可能性があります。断熱性能の低下を防ぐためには、定期的な点検やメンテナンスが重要です。

また、新築やリフォームの際には、信頼できる施工業者を選び、適切な施工技術や材料選定が重要になります。ダンパックは天然の木質繊維が原料のため、繊維の緻密な絡み合いや、繊維内部の細かい空気胞などに多くの空気を抱えていることにより、他の断熱材に比べて経年劣化が起きにくいことが特徴です。

また隙間ない施工が可能なため、高い断熱性能を長期間維持することが可能です。快適な室内温度を維持できるので、冷暖房効率が高く、エネルギー消費量を少なくできます。そのため電気代をぐっとお得にすることが可能です。

結露・カビ・害虫をシャットアウト!安心安全な住まい

ダンパックには住宅の健全性をおびやかす結露やカビ、害虫への耐性があります。特に結露は住宅の快適性と健康性を損なうリスクが高いので、建築やリフォームの際は可能な限り防御策をとることが求められます。

結露が発生すると建材のすみずみに水分がたまりやすくなり、木や金属部品の劣化を招き、腐食やサビなどに発展してしまいます。さらに湿気の高い状況はカビや黴菌にとって繁殖に適した環境のため、室内にカビが発生して住人の健康被害を引き起こす可能性もあります。

さらに壁紙や塗装などの表面材料が劣化したりカビが発生したりすると、見た目や耐久性能の低下にもつながるため、修復や交換の費用と手間がかかってしまいます。ダンパックは吸放湿性が高く、表面結露・内部結露を防止する効果があるため結露を発生しにくくします。

断熱材に湿度対策をとっておけば、湿度の高い牡蠣も安心ですね。さらにダンパックの原料であるセルロースにはホウ素系の薬品が混入されているため、防虫効果と耐火性能を備えています。ホウ素は人体には無害ですがシロアリにとっては大敵ですから、建材食害の心配がありません。

シロアリやゴキブリなどの害虫を寄せ付けず、形状からネズミの巣にもならないので害虫をシャットアウトできます。特に防カビに関してはJIS A 9523防カビ試験に合格しており、その効果は折り紙つきです。

またバーナーの炎を受けても表面が焦げる程度の優れた耐火性能をもち、木造住宅に使用しても燃えにくいため延焼を防ぐ効果があります。有毒ガスも発生しません。これらの高い性能・品質が評価され、ダンパックは国土交通省から間仕切壁耐火構造認定と外壁防火構造認定を受けています。

雨漏れても安心!優れた撥水性

断熱材のなかには水に弱い種類もあります。主にガラスなどの無機繊維を原料とする断熱材は、コストも比較的安いこともあって広く普及していますが、吸水性のあるグラスウールは繊維のなかに水や湿気が入り込み体積が小さくなることで、断熱性能が下がってしまうことがあります。

また、吸水性のある断熱材を天井に使用した場合、雨漏りの発生によって断熱材が水を吸い、天井が落ちて来るという事態もあります。ダンパックのコスモファイバーは水に浮かべても沈まない撥水処理が施されているのが特徴です。

JIS A 9523撥水試験にも合格する優れた撥水性能があるので、万が一の雨漏りが発生した時でも防いでくれるでしょう。

まとめ

加江工業が製造・販売する断熱材、ダンパックの特徴を紹介しました。天然の木質繊維を使用しているため、無機繊維にはない自然由来のいくつもの小さな空気胞をふくんだ構造が特徴です。

断熱性能だけでなく、耐火性能、撥水性能、吸音性脳、防虫・防カビ性能でも高い能力をもち、JISが定める様々な試験に合格した実力派の断熱材です。セルローズファイバーを原料とするダンパックは、長く快適な暮らしづくりを実現する力強いパートナーになるでしょう。

断熱材選びは、素材選びが重要

快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。

そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

ダンパック(加江工業)の基本情報

会社名有限会社加江工業
住所〒781-0301 高知県高知市春野町弘岡上2214番地
電話番号088-894-5014

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【ジャンル別】住宅用断熱材

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イメージ
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

引用元:https://www.pinalform.jp/

引用元:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/jneoma/index.html

引用元:https://www.isover.co.jp/

引用元:https://www.itnjapan.com/

引用元:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
商品名ECOボード(GERMAN HOUSE)デコスファイバー(デコス)パイナルフォーム(松原産業)ネオマシリーズ(旭化成建材)イゾベールシリーズ(マグ・イゾベール)ウールブレス(アイティエヌジャパン)アクアフォーム(日本アクア)
特徴将来劣化する気密シートなどを使用せず、高断熱・高気密を実現新聞紙をリサイクルして作られている業界初のフルプレカットで、現場でのカット加工が不要ノンフロン発泡なので環境にやさしい資源ごみからなるリサイクルガラスが主原料あらゆる箇所に隙間なく充填することができる水を使って現場で発泡させるので人にも環境にもやさしい
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