パイナルフォーム(松原産業)
優良断熱材認証を取得!業界初のフルプレカットで工期の短縮にもつながる
おすすめポイント
ポイント1 | 業界初のフルプレカット |
ポイント2 | 優良断熱材認証取得 |
ポイント3 | グリーン購入法適合製品 |
基本情報
施工箇所 ラインナップ | 屋根・天井、壁、床、基礎 |
問い合わせ方法 | 電話、メールフォーム |
営業時間 定休日 | 8:00〜17:00 定休日:土日祝 |
会社情報 | 松原産業株式会社 福井県越前市矢放町4-7 |
パイナルフォームは、松原産業が開発・販売している戸建住宅用の断熱材です。これまでの常識を覆す、業界初のフルプレカットに対応するなど、現場での負担を減らせる素材としても注目されています。ここではそんなパイナルフォームについて詳しくご紹介します。
目次
パイナルフォーム(松原産業)の特徴①:断熱性や緩衝性を持つ断熱材
パイナルフォームがどのような断熱材であるのか、その特徴をご紹介します。
パイナルフォームとは
パイナルフォームは松原産業が製造・販売している戸建住宅用断熱材のことで、一般的に発泡スチロールとして広く知られている素材です。高い断熱性や緩衝性を持つ素晴らしい断熱材であり、種類はA種ポリスチレンフォーム保温板で、発泡プラスチック系のボード状断熱材です。
パイナルフォームはグリーン購入法・特定調達品目における断熱材の判断基準をクリアしたグリーン購入法適合製品です。また北陸地方の企業では初めて、優良断熱材認証を取得している断熱材でもあります。
業界初のフルプレカット
パイナルフォームが注目されているのは、業界初のフルプレカットに対応できるからでもあります。現場でのカットが不要であるため工期の短縮が可能であり、隙間なく収まるため抜群の断熱性を発揮します。
また環境にも優しく自己消火性が高いため、安全面を見ても採用しやすい断熱材であるといえるでしょう。さらに、外張り断熱工法にも最適であり、さまざまな箇所に使用できるのも魅力です。
パイナルフォーム(松原産業)の特徴②:長期的に断熱性能を維持できる
パイナルフォームは、長期的に断熱性能を維持できるという面からも選ぶ方が多い断熱材のひとつです。ここではパイナルフォームの断熱性能についてご紹介します。
30年間断熱性能を維持
独立行政法人建築研究所が30年前に設置された屋根暴露試験設備の解体を行ったところ、発泡スチロールの金属屋根下地断熱材がほぼ劣化していない状態で見つかったことを公表しています。また南極の昭和基地で40年間風雨に耐えた観測用の木造建物を日本に持ち帰り確認したところ、外壁、屋根、床に利用したパネルの発泡スチロール断熱材が建設当時からほとんど劣化していないこともわかっています。
このようにパイナルフォームを含む発泡スチロール断熱材は耐久性が高く、長期間断熱性能を維持できる素材であることが証明されているのです。
優れた断熱性能
発泡スチロール協会では2013年に、JIS A 9511規格の「1号品、2号品、3号品、4号品」に相当する合計53検体の試験体の製造直後から90日後までの熱伝導率の経時変化を試験機関で測定しました。この測定結果によると、発泡スチロール断熱材の断熱性能は、ほかの発泡プラスチック断熱材と比較して経時変化が極めて少ないと実証されています。
これにより長期の断熱性能の変化が極めて少ないと証明された発泡プラスチック断熱材は、新築時はもちろん長く住み続けても快適さが続く断熱材だといえます。パイナルフォームはそれに加えてフルプレカットなど工事の手間を減らす対応ができる断熱材でもあり、現場で採用しやすい建材のひとつなのです。
パイナルフォーム(松原産業)の特徴③:幅広く活用できる
パイナルフォームは、屋根や天井、壁、床と、幅広く活用しやすい断熱材でもあります。ここではそれぞれの箇所の施工方法などについて詳しくご紹介します。
屋根・天井
桁・梁上で断熱層を構成する場合は、上にパイナルフォームを敷き詰めて断熱材を構成します。その際に束部分を切り欠き隙間のないように施工しましょう。パイナルフォーム同士の継ぎ目は原則桁・梁上で行い、隙間が生まれないように突き合わせて施工します。また継ぎ目が桁・梁上に来ない場合には、桁・梁上の施工前に受け材を取り付けてください。
壁
パイナルフォームは柱・間柱間を採寸したうえで1枚ずつプレカットをして通し番号を振って現場に納品されます。そのため施工時は同じ番号の箇所に施工してください。またパイナルフォームの幅は、柱・間柱間の内寸よりも大きめに設定されているので、圧縮されて収まるようになっているのも特徴です。
基準部の施工は、パイナルフォームの片側を根柱に押し当てもう一方を少しずつはめ込んでいきます。その際に床のパイナルフォーム、胴差、軒桁などの取合部も密着施工してください。パイナルフォーム同士の継ぎ目は隙間のないように突き合わせて施工し、気密テープを貼ると万全です。
床
床の根太間断熱の基本部の施工は、まずパイナルフォームを片側の根太に押し当てて、もう一方を少しずつ大引きまで落とし込みます。全体を完全に押し込んでパイナルフォームが平らになるように納めたら、際根太など幅狭の部分はカッターで幅をつめてください。パイナルフォームの幅は、根太間の内法よりも1~3mm程度大きめに設定されています。
大引間断熱の場合は、胴縁、釘、専用ピンなどでパイナルフォームのたわみおよび落下防止の対策を講じてください。
まずは公式サイトをチェックしてお問い合わせをしてみよう
長期的な断熱性能を維持できるパイナルフォームが気になったら、まずは公式サイトをチェックしてお問い合わせや資料請求をしましょう。公式サイトには設計価格表や基本物性なども細かく記載されているので、取り扱い前の参考になるはずです。
また公式サイトにはこれまでにパイナルフォームを導入した方の評価も掲載されているので、ぜひそちらも見てみてください。それらを参考にしながら、ぜひプレカットで現場での手間や負担を減らしてくれるパイナルフォームを導入し、工期短縮を目指しましょう。
また松原産業ではスタッフが見積りから納品まですべて対応してくれ、断熱材や施工法などについての相談もできます。カット機などの機材は無料で貸し出してくれるので、まずは試してみたいという方も相談してみはいかがでしょうか。
断熱材選びは、素材選びが重要
快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。
そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。