ネオマシリーズ(旭化成建材)
重要文化財にも採用される耐燃焼性!ノンフロン発泡なので環境にもやさしい
おすすめポイント
ポイント1 | フルプレカット |
ポイント2 | ノンフロン発泡 |
ポイント3 | グリーン購入法適合商品 |
基本情報
施工箇所 ラインナップ | 屋根、壁、床、基礎 |
問い合わせ方法 | 電話、メールフォーム |
営業時間 定休日 | 9:00~12:00/13:00~17:45 定休日:土日祝 |
会社情報 | 旭化成建材株式会社 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング |
ネオマシリーズは、旭化成建材が販売しているフェノールフォーム断熱材です。ネオマ®︎フォームをはじめとしたさまざまな種類があり、木造や鉄骨造、RC造、リフォーム、産業資材などのさまざまな用途に利用できます。ここではネオマシリーズの基本的な性能や特徴をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
目次
ネオマシリーズ(旭化成建材)の特徴①:基本性能が充実している
ネオマシリーズは高性能で品質の高い断熱材として、これから暮らしていく家に安心と快適を与えてくれます。ここではそんなネオマシリーズの基本性能をご紹介します。
高断熱性能
ネオマシリーズの断熱材は、さまざまな種類の断熱材のなかでも圧倒的な熱伝導率を誇っています。ほかの断熱材と同じ厚さでも、高い断熱性能を発揮できるので特別な仕様にする必要はありません。
プラスチック系断熱材は樹脂を発泡させ、樹脂のなかに気泡を構成することで断熱性を確保しますが、ネオマシリーズはその気泡が他素材の断熱材と比較して非常に細かいという特徴があります。気泡が小さいほど輻射熱が跳ね返される回数が増え、熱が伝わりにくくなるため高い断熱性を実現できるのです。
長期断熱性能
ネオマシリーズは断熱性が高いだけでなく、その断熱性が長期的に続くという点でもメリットのある断熱材です。家は一度建てたら何年、何十年と暮らしていくため、長い期間使用しても性能が落ちにくい断熱性を選ぶことが大切です。
ネオマシリーズは25年間の平均熱伝導率の試験にて、大きな性能の変化がないことが証明されており、長く快適さが続きます。これは独自の技術にて穴や割れの少ない独立気泡を実現していることによるもので、ネオマシリーズだからこその性能であるといえます。
耐燃焼性能
ネオマシリーズはフェノール樹脂を使用した断熱材ですが、フェノール樹脂は熱硬化性で熱に強く燃えにくいのが特徴です。炎を当てても炭化が進むだけで燃え上がったり燃え広がったりすることがないため、万が一火災が発生してもその被害を抑えてくれる可能性があります。
またフェノール樹脂は燃えても有毒ガスの発生が少なく、身近なところではフライパンの取っ手や自動車の部品などに使われ、幅広い分野で重宝されている素材でもあります。このような特性を持つことからネオマシリーズは、さまざまな重要文化財などの収蔵施設に採用されている断熱材でもあります。
環境性能
ネオマシリーズは、地球環境のこともしっかりと考えて作られた断熱材でもあります。発売当初からノンフロン気泡で生産しており、工場内や出荷後のリサイクルにも取り組むなど、環境性能の高い製品なのです。
またネオマシリーズはグリーン購入法適合商品でもあり、環境への負荷が少ない製品であることが証明されています。家づくりにもエコが求められる昨今、ネオマシリーズは時代に適した断熱材であるといえるでしょう。
ネオマシリーズ(旭化成建材)の特徴②:種類が豊富
ネオマシリーズはさまざまな種類が販売されていることから、どのような現場でも使用しやすいという魅力があります。ここではネオマシリーズの断熱材の種類を簡単にご紹介します。
ネオマ®️フォーム
ネオマシリーズのスタンダード品がネオマフォームです。木造住宅から鉄骨造やRC造、産業資材などさまざまな用途に使用できる、防火、準耐火性能のある製品です。
ネオマ耐火スパンウォール®️
ネオマフォームに木毛セメント板を複合したものが、ネオマ耐火スパンウォールです。鉄骨造での金属外装仕様の下地パネルとして使用できる製品で、30分・60分の耐火構造認定を取得しています。
ネオマ®️フォームFS
ネオマフォームFSはネオマフォームに12.5mmの石膏ボードを複合した、鉄骨造での金属外装仕様の下地パネルです。準耐火建築物に対応している不燃材料認定品です。
ネオマ断熱ボード®️
ネオマ断熱ボードは、ネオマフォームに9.5mmの石膏ボードを複合した製品です。既存の壁や天井に取り付けるだけで、簡単に施工できるのが特徴で断熱リフォームを手軽に行うことができます。
ネオマ®️フォームUF
ネオマフォームUFは、ネオマフォームに無機質板を複合した製品です。RC造・打ち込み工法用不燃材料認定品となっており、地下駐車場の天井などに多く採用されている断熱材です。
ネオマ®️フォームDH
ネオマフォームDHはネオマフォームの両面に特殊樹脂をコーティングした製品です。RC像・打ち込み工法用、断熱補強用の製品です。
ネオマシリーズ(旭化成建材)の特徴③:さまざまな建物に使用できる
ネオマシリーズは一般的な木造住宅はもちろん、さまざまな建物に使用できる断熱材でもあります。ここでは建物構造別の使用例を見ていきましょう。
木造住宅
木造住宅は新築時だけでなく、リフォームにもネオマシリーズが使用できます。ネオマ断熱ボードは既存の壁や天井のうえから施工することで簡単にリフォーム可能なので、住みながら短時間で断熱リフォームが完了します。
鉄骨造
ネオマシリーズの断熱材は鉄骨造の各部位に導入することができます。その断熱性や耐火性を活かして、工場や倉庫、幼稚園や老健施設、商業施設といったさまざまな場所で採用されています。
RC造
ネオマシリーズはRC造の建築物にも使用可能です。打ち込み・後張り、準不燃・不燃などの条件に適合し、マンションや公共施設などでも多く採用されています。
その他
中大規模の木造建築や文教施設などでもネオマシリーズは採用されており、結露対策として、間仕切りや内装としても活用できるため施工の幅が広がります。
まずは公式サイトをチェックしてみよう!
高い性能が確保されており、さまざまな用途で使用できるネオマシリーズ(旭化成建材)が気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみてください。公式サイトには各部位への施工説明も掲載されているので、そちらも参考にしながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。
断熱材選びは、素材選びが重要
快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。
そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
ネオマシリーズ(旭化成建材)の口コミや評判
断熱性能はそれなりにお金がかかるものなので、選ぶうえではかなり慎重になる必要があるといえるでしょう。その点、ネオマシリーズはやはりお金はかかるものの、冬は暖かく夏は涼しいという年間を通して快適な住まいが実現できるようなので、選ぶメリットは大きいのではないでしょうか。