木繊維断熱材おすすめ3選

公開日:2024/04/24 最終更新日:2024/09/26
木繊維断熱材

近年、断熱性能に優れた住宅が増えています。1年中、空調が安定するので暑さ・寒さがストレスになりません。特に、断熱材にこだわることで、より快適な暮らしが可能です。ここでは、おすすめの木繊維断熱材を3つ紹介しています。それぞれのメリットを把握して、上手に取り入れましょう。住宅購入を検討している方は必見です。

ECOボード(GERMAN HOUSE)

ECOボード(GERMAN HOUSE)   のメイン画像
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

ECOボード(GERMAN HOUSE) の基本情報

会社名GERMAN HOUSE株式会社
住所〒333-0802 埼玉県川口市戸塚東3-2-28
電話番号048-291-0666

GERMAN HOUSEは住宅性能が続く家づくりを目指しています。問題とされる、内部結露によって発生したカビが引き起こす健康被害や、建物強度の低下、建材の劣化とともに住宅性能が失われることで、長く住むことができない日本住宅の解決策を探してきました。

住宅先進国ドイツで約90年の実績を持つECOボード社の木繊維断熱材を、23年前に初めて日本で採用しました。20年以上にわたり、先進的な家づくりを提案し続けています。

7つの力で快適な住まいを実現!

グーテックス ECOボードは、屋根、壁、床、充填用など数10種類を取り揃え、それぞれの厚みも40〜140㎜と幅広いラインナップがあるため、四季がある日本全国の各地域に合わせた適材適所の断熱材を選ぶことができます。
また、紫外線や湿気の影響を受けやすい気密シートや気密テープを使用せずに、ボードの特殊加工が高気密を実現します。断熱性・気密性ともに、ドイツでは築85年の住宅で性能の持続性が確認されています。

7つの力には、省エネ力、遮熱・蓄熱力、遮音力、耐水力、透湿防露力、 防火力、修復再生力、環境力があります。

【遮熱・蓄熱力】これらは四季の過ごしやすさに影響します。夏は熱の侵入を12時間食い止め、冬は裸足で過せるほどつま先まで暖かい空間をつくります。一年中外気の温度差に影響されないため、光熱費を抑えることができます。

【透湿防露力】湿気を吸収・排出する木の特性のことです。日本は湿度が高いため、気密シートなどで湿気を溜め込んで蒸れてしまうと、カビや菌が繁殖し壁内を腐らせるのでシロアリが発生して家全体を傷めてしまいます。グーテックス 木繊維断熱材は木が呼吸するように湿気の移動を促すため、壁内結露の根本的な原因を防止することができるのです。

【防火力】
木は燃えやすいメージがあるかもしれませんが、実は耐火性に優れており、950℃の炎に30分間当て続けても表面が炭になるだけで、燃え切ることはありません。有毒な黒い煙を発生させることもなく、万が一の火災から家族とマイホームを守るためにも、グーテックス 木繊維断熱材が一役買います。

【遮音力】一般的な断熱材には備わっていない高い遮音力を発揮します。外にトラックが走っていても室内は図書館と同等の静けさを保ち、室内から外に向けても音は漏れないので、プライバシーの確保になります。安眠できる!

EMセルロースファイバー(OKUTA)

EMセルロースファイバー(OKUTA)のメイン画像
引用元:https://em-cell.jp/

EMセルロースファイバー(OKUTA)の基本情報

会社名株式会社 OKUTA
住所〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町3-25
電話番号0077-78-0123

セルロースファイバーは木質繊維であり、トウモロコシの稲穂や、おがくずが使用されていました。現代では新聞紙が注目されており、断熱性とリサイクルの両方を叶えます。中でも、OKUTAは地域で回収した新聞紙を利用している点が特徴です。

新聞生まれ!環境にも家計にも優しい断熱材

EMセルロースファイバーは、新聞紙を粉砕した木質繊維です。空気が沢山包みこまれるため、断熱性と吸音性が優れています。夏・冬と室内の気温差が無く快適です。また、エアコンに頼らない生活になるので、電気代も抑えられます。環境と家計、両方に優しい断熱材です。

そして、EMセルロースファイバーの『EM』とは、酵母菌や乳酸菌など複数の微生物を指します。発酵により建物の耐久性を高め、シックハウスの予防が可能です。微生物の力を利用して、更に機能的なセルロースファイバーが完成しました。

OKUTAでは、EMセルロースファイバーの製造にあたり、地元の新聞紙を回収しています。原料輸入が不要なため、運輸エネルギーが削減可能です。さらに、環境に対する地域の意識が高まります。総合的に環境に優しい断熱材です。

また、運輸コストを抑えられる分、低価格で販売されています。施工費用が抑えられるので、家計の心強い存在です。

燃えにくい難燃性断熱材

セルロースファイバーにはホウ酸を添加しています。そのため、木質繊維でも燃えにくい性質です。グラスウールや発泡ウレタンなどの化学断熱材と比べ、炎が上がらず燃え広がりません。表面は炭化するものの内部まで火が通らないので安心です。

火災が起きても、極力被害を抑えられます。また、有害物質を含む黒煙が上がらないので、万全の対策が可能です。

シュタイコ(イケダコーポレーション)

シュタイコ(イケダコーポレーション)のメイン画像
引用元:https://mokudannetsu.com/

シュタイコ(イケダコーポレーション)の基本情報

会社名株式会社イケダコーポレーション
住所〒553-0003 大阪市福島区福島4丁目8-28 FJビル4F
電話番号0120-544-453

イケダコーポレーションはエコロジー建材を専門に取り扱っており、環境問題に高い意識を持っています。主力の建材としてシュタイコがあり、省エネ住宅に最適です。また、徹底した空調管理により健康的な暮らしも叶えます。

真夏の暑さもシャットアウト!

近年、夏は猛暑日が続くこともあり、省エネ対策が困難になっています。特にグラスウールなどの化学繊維断熱材は、冬の寒さに効果的です。1年を通して、気温が低い地域であれば適しています。しかし、湿度・気温が高い地域は、夏の猛暑に耐えられません。

冷房に頼ることになるので、省エネ効果は弱まります。そこで活躍するのがシュタイコです。気温35℃の場合、グラスウール仕様の住宅は室内気温30℃まで上昇します。しかし、シュタイコ仕様の場合は、20℃程度になるので快適です。

夏の外気熱を室内に通さず、湿度は外に排出します。不快なべたつきがなく、生活ストレスになりません。さらに、防音性にも優れており、静かな暮らしが可能です。環境意識が高いヨーロッパでは、断熱材を化学繊維から木質繊維に移行しています。なかでもシュタイコは、省エネ効果が高く未来を支える断熱材です。

木繊維断熱材が作る健康な暮らし

シュタイコは屋根・床・壁などに使用可能であり、森の中のような空間を作ります。天然素材の心地よさが魅力です。また、原料は針葉樹の端材を使用しており、接着剤や防蟻処理などの化学物質を使用していません。合板や壁紙に含まれるホルムアルデヒドを避けられます。

そのため、シックハウス症候群になる心配はなく、健康的な暮らしが可能です。さらに、製造工程では、水や空気まで徹底管理されており安心です。また、原料や工場に危険性がないことを、第三者機関が証明しています。身体に優しい空間なので、赤ちゃんや高齢者が住んでも安心です。

まとめ

夏・冬と気温差が大きい日本では、住宅作りに断熱材は必須です。また、木繊維を選ぶことで、将来性が期待出来ます。住宅の機能性に加え、健康面や環境保護への配慮が可能です。心身共に快適に過ごせる空間が完成します。また、長期に渡り住み続けられるので、満足度が高まるでしょう。何世代もの家族が安心して住めるのでおすすめです。

               

【ジャンル別】住宅用断熱材

おすすめの住宅用断熱材比較表

イメージ
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

引用元:https://www.pinalform.jp/

引用元:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/jneoma/index.html

引用元:https://www.isover.co.jp/

引用元:https://www.itnjapan.com/

引用元:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
商品名ECOボード(GERMAN HOUSE)デコスファイバー(デコス)パイナルフォーム(松原産業)ネオマシリーズ(旭化成建材)イゾベールシリーズ(マグ・イゾベール)ウールブレス(アイティエヌジャパン)アクアフォーム(日本アクア)
特徴将来劣化する気密シートなどを使用せず、高断熱・高気密を実現新聞紙をリサイクルして作られている業界初のフルプレカットで、現場でのカット加工が不要ノンフロン発泡なので環境にやさしい資源ごみからなるリサイクルガラスが主原料あらゆる箇所に隙間なく充填することができる水を使って現場で発泡させるので人にも環境にもやさしい
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