デコスファイバー(デコス)

公開日:2024/04/09 最終更新日:2024/10/09

デコスファイバー(デコス)

デコスファイバー(デコス)
引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

JIS認証品!新聞紙をリサイクルして作られる木質繊維系断熱材で調湿性が高い

おすすめポイント

ポイント1 JIS認証品
ポイント2 原材料の約80%が新聞紙
ポイント3 調湿性に優れる

基本情報

施工箇所
ラインナップ
天井、屋根、壁、床
問い合わせ方法電話、メールフォーム
営業時間
定休日
9:00~18:00
定休日:土日祝
会社情報株式会社デコス
山口県下関市菊川町田部155-7

デコスファイバーは、デコスが提供している新聞紙をリサイクルした断熱材です。原料の約80%が新聞紙であるため、木と同じ性質を持っておりグラスウールなどの無機繊維系断熱材にはないたくさんの特徴を持っています。ここではそんなデコスファイバーについて詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

デコスファイバー(デコス)の特徴①:多機能の断熱材

デコスファイバー(デコス)の画像
デコスファイバーは、その品質や確かな性能が認められた多機能の断熱材です。まずはそんなデコスファイバーについて詳しくご紹介します。

JIS認証品

デコスファイバーは、新聞紙をリサイクルして作られたセルロースファイバー断熱材であり、原料の約80%が新聞紙です。新聞紙は木材から木材チップになり、そこから木質繊維を分離したパルプから作られているため、木と同じ性質を持つ断熱材が生まれるのです。

そんなデコスファイバーは日本で断熱品質を確かめる方法として欠かせない日本産業規格=JIS認証品です。「JIS A 9523吹込み用繊維質断熱材」にてその要求事項が規定されており、デコスファイバーはその厳しい要件をすべてクリアしています。

確かな断熱性

設計通りの断熱性能を実現するために欠かせないのが「断熱材品質」と「施工品質」の2つです。デコスファイバーはJIS認証を受けた高い品質の断熱材であるため、断熱材品質はクリアしていますがそれを十分に活かす施工をしなければ意味がありません。

デコスファイバーを施工するためには「JCA認定断熱施工技術者」によるデコスドライ工法で、隙間なく充填し設計通りの断熱性を実現します。グラスウールのような定形の断熱材では施工が難しかった端部や配管部分も、デコスファイバーなら隙間なく吹き込むことができ高い断熱性を発揮できるのです。

自然の調湿性能

デコスファイバーの原料である新聞紙はもともと木からできていますが、木は特有の吸放湿性がありデコスファイバーにもその特性が引き継がれています。そのためデコスファイバーを壁体内に充填することで、室内の湿度が高い場合は湿気を吸い、乾燥しているときは放出するため年中快適な湿度を保つことができるのです。

その調湿性の高さは他の断熱材よりも優れており、デコスファイバーを含めたセルロースファイバーが保てる水蒸気は一般的な住宅でペットボトル144本分にもなります。また品質の高さを証明するためにデコスファイバー工法木造住宅内部結露被害20年保証を設けています。

この保証では万が一この工法で断熱施工した部位に内部結露が発生し住宅に被害が生じた場合、原因調査のうえで責任所在の明確化を図ります。その結果結露の原因がデコスファイバーに起因する場合は、保証制度を適用して最大500万円以内の改修工事を行うというものです。

静かな住環境を叶える吸音性

デコスファイバーの繊維自体にある空気胞は断熱材に入った音を熱エネルギーに置き換える作用があります。またセルロースファイバーはさまざまな太さの繊維が絡み合うことで空気の層を作っているため、よりいっそう熱や音を伝えにくい構造となっています。

さらにほかの断熱材に比べて1㎡あたりの施工気密が高いという特徴もあり、優れた吸音性を実現してくれる断熱材なのです。外部からの騒音はもちろん内部からの音にも効果を発揮するので、ピアノなどの楽器の音や、トイレやバスルームなどの音もシャットアウトしてくれます。

デコスファイバー(デコス)の特徴②:断熱欠損の生じない工法

デコスファイバー(デコス)の画像
デコスファイバーは、地域工務店のニーズから生まれた理想の断熱工法「デコスドライ工法」を採用しているのも大きな特徴です。

デコスドライ工法

デコスドライ工法は、そのルーツとなる工務店が配管やコンセント周りなどの細部まで隙間なくしっかりと断熱でき、なおかつ健康に害のないものをと考えたことが始まりの工法です。具体的には柱などに通気性のあるポリエステル不織布を緩みなく張り、デコスファイバーをブロワの空気と一緒に壁体内へ吹き込む乾式工法です。

綿状の断熱材を吹き込むことで細部まで充填が可能であり、また水や接着剤を一切使用せず施工密度を高めることで沈降を防ぐ工法でもあります。この工法により断熱欠損の隙間から生じる熱欠損や結露欠損を防ぎ、断熱性能を最大限に発揮することができるのです。

施工部位・方法

デコスファイバーを施工できる部位やその方法を簡単にご紹介します。まずは施工箇所に不織布でできた通気シートをたるみなく張り、壁断熱の場合は柱の厚みいっぱいにブローイングします。屋根断熱の場合は通気層を確保し、屋根垂木や母屋間にブローイングし、天井断熱では天井上に厚み160mm以上で吹きこぼします。

1階の床断熱では経年脱落防止桟木を設置したうえで、大引や根太の上下に通気シートを施工します。そして大引や根本間にブローイングして施工してください。

デコスファイバー(デコス)の特徴③:さまざまな場面で使用できる

デコスファイバー(デコス)の画像
デコスファイバーはその確かな品質や性能、断熱欠損を生じない工法により、さまざまな建物に採用されています。その実績は累計棟数3万3,000棟となっており、住宅では年間約3,600棟に使われています。

国の省エネルギー政策などの進展でZEH住宅といった、省エネルギーへの意識が反映された住宅が求められている新築住宅にデコスファイバーは最適です。またデコスファイバーはセルロースファイバー吹き込み工法を採用して改良したデコスドライ工法にて施工されるので、確かな断熱性能や静粛性、調湿性が確保された住宅となります。品質がよく性能が高いエコで快適な家を実現できるのが、デコスファイバーなのです。

また、リフォームや施設事業においても、高い断熱性や吸音性を持つデコスファイバーを採用するケースも多いです。実際にデコスの公式サイトには、これまでの建築事例やリフォーム事例などが多数掲載されているので、ぜひそちらをチェックして参考にしてみてください。

まずは公式サイトからお問い合わせをしてみよう!

新聞紙をリサイクルして作られたデコスファイバーが気になったら、まずは公式サイトをチェックしてお問い合わせをしてみましょう。デコスではデコスファイバーやデコスドライ工法をより詳しく知ってもらうために、年間を通じて工場見学を積極的に開催しています。導入前にデコスファイバーについてもっと理解したいという場合は、ぜひ工場見学に参加してみてください。

断熱材選びは、素材選びが重要

快適なマイホームにするため欠かせないのが、断熱性や気密性といった住宅性能です。さまざまなメーカーから多種多様な断熱材が提案されていますが、はたしてどれが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

断熱材には大きく分けてもグラスウールなどの「無機繊維系」や、セルロースファイバーなどの「木質繊維系」。さらに羊毛などの「天然素材系」や、ポリスチレンフォームなどの「発泡プラスチック系」があり、性能や価格はもちろん特徴もそれぞれ異なります。

そのため選び方としては、生活スタイルや家族の希望、お住まいのエリアの気候に沿うかたちがベターでしょう。ただ1種類おすすめするとすれば、自然素材独自の調湿性能・吸音性・防音性を備えた『木質繊維系』の断熱材を推したいです。とくに身体や環境に優しい家にしたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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【ジャンル別】住宅用断熱材

おすすめの住宅用断熱材比較表

イメージ
引用元:https://www.germanhouse.co.jp/gutexjapan/

引用元:https://www.decos.co.jp/cellulose

引用元:https://www.pinalform.jp/

引用元:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/jneoma/index.html

引用元:https://www.isover.co.jp/

引用元:https://www.itnjapan.com/

引用元:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
商品名ECOボード(GERMAN HOUSE)デコスファイバー(デコス)パイナルフォーム(松原産業)ネオマシリーズ(旭化成建材)イゾベールシリーズ(マグ・イゾベール)ウールブレス(アイティエヌジャパン)アクアフォーム(日本アクア)
特徴将来劣化する気密シートなどを使用せず、高断熱・高気密を実現新聞紙をリサイクルして作られている業界初のフルプレカットで、現場でのカット加工が不要ノンフロン発泡なので環境にやさしい資源ごみからなるリサイクルガラスが主原料あらゆる箇所に隙間なく充填することができる水を使って現場で発泡させるので人にも環境にもやさしい
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